会の紹介

目次

名古屋ASCとは

四季折々にさまざまな表情を見せる、山々とそれをとりまく自然。そのただ中にわけいって、美しい風景を心に焼きつける。初めて行く山に足を踏み入れるときの高揚。あるときは新しい自分を発見し、またあるときには新しい仲間と出会う。登山とは、決して汲みつくすことのできない、なんとすばらしい人の営みでしょう。

名古屋アルパインスピリッツクラブは、1993年創立、名古屋を拠点とする山岳会です。会員それぞれの自由な志向にもとづいて、鈴鹿や奥美濃の日帰り登山から、テント泊まりの縦走登山、沢登りや岩登り、雪山登山に山スキーと、ジャンルを問わずオールラウンドに登山を楽しんでいます。

会として努力しているのは、会員ができるかぎり自由に登山を楽しめること。安全のための意識と技術を身につけること。経験・年齢に関係なく、おたがいが自立した登山者として登山パーティーに、会の運営に積極的にかかわっていくことです。

会員、組織とも若い会です。山に「連れて行ってくれる」、手取り、足取り教えてくれる大ベテランはいません。ただ、登山の楽しみとあこがれを分かち合い、自分たちで考え、学びあい、成長しあう登山者の集団でありたいと考えています。

形式にとらわれず、自由な発想で新しい「山岳会」を創りたいと、みんなで力を合わせています。これから登山を始めようという人、新しい登山の扉を開いてみたいと考えている人を、私たちはいつでも歓迎し、応援したいと思います。

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会の活動

当会は日帰り山行から縦走・雪山・ロッククライミング・沢登りなどなど、手軽なものから本格的な山行まで、会員がそれぞれの山を追求し楽しんでいます。

日帰り山行 日帰り山行の魅力はやはり手軽に日常生活から離れて緑の中で心をリフレッシュできることです。

雪どけの春から初夏にかけては新緑の中を野鳥やウグイスの囀り声を聞きながら歩くのは心が癒されます。そして頂上に着けば周りの高い山々が白く輝き、とても美しい姿を見せてくれます。
秋は赤やオレンジの紅葉に染まる山の美しさに惹かれます。秋の澄んだ空気に中で紅葉に染まった山を歩くのは格別です。

また、ASCの明るく楽しい仲間と歩けば楽しさは2倍、3倍にもなりますよ。そんな楽しい仲間達と山へいけば、楽しい大イベントが待っているかも。

そして下山後に入る温泉も最高です。登山をして汗をかいた後に体をリフレッシュするのは格別です。温泉はその土地や場所によってお湯の色や成分が異なるので色々な温泉を巡るのも楽しいです。

というわけで、日帰り山行には楽しい魅力が一杯です。ぜひASCの楽しい仲間達と山にいきましょう!
縦走 縦走とは主に尾根で連なる山々を歩くことです。南・北・中央アルプスなどの標高3000m級の山脈を3泊4日程度で縦走することもあれば、鈴鹿など1000m前後の山脈を1泊2日や日帰りで縦走することもある。貧乏性でテント泊が多いため、荷物を10kg〜20kgくらい担ぐことにもなります。

と書くと大変なイメージが強い縦走登山ですが、霧に覆われ何も見えなかった視界が急にひらけ、自分が歩いてきた尾根や谷筋がはっきりと見えたときには、今までの苦労などきれいさっぱり消え去って「また山に登ろう!!」という気持ちにさせられます。

縦走登山の楽しみを広げる体力、読図力、天候判断力などを身につけることは、クライミング、沢登りなどさまざまな分野を広げるための基礎的な力にもなります。ハイキング、日帰りなどから徐々にはじめ、長期縦走、沢など組み合わせ、一緒に登山に行ける仲間が増えるのも大きな楽しみのひとつです。
クライミング そびえたつ垂直の岩壁を目の前にしたときの緊張感。足元がすっぱりと切れ落ちた高度感や、ともに困難を乗り越えた仲間との深い結びつき。

クライミングは、本格的、オールラウンドな登山を楽しむために必須の技術であるだけでなく、奥の深い楽しみを持っています。

雪山や沢登りにも必要なロープワーク技術を身につける岩場トレーニング、岩登りそのものを楽しむフリークライミングやボルダリングなどに随時取り組んでいます。

鈴鹿・御在所岳の藤内壁でのトレーニング、豊田や鳳来湖周辺など近郊の岩場でのフリークライミング、小川山キャンプをはじめ、穂高や北岳のクラシックルートのクライミングにも出かけています。
沢登り 渓谷を明るい太陽の下、濡れることを気にせずに水の中をジャバジャバと歩く。濡れることが嫌なら、ピョンッと石から石へと飛び移ってもいいし、もっと水と戯れたい!!のならば、泳いでいってもいいのです。場所によっては、ルートなんて十人十色、”歩く力”を自分で養うことが出来ます。小さい滝なら水しぶきを受けながら直登したり、あまりにも大きければ滝の横を捲いたり、というときにはクライミングの技術も要求されてきます。

水の抵抗があるから体力の消耗もひとしお。でも、焚き火を囲んで濡れた身体を乾かし、暖かい食事を食べながらおしゃべりをすれば、仲間同士の結びつきも強まります。日帰りでは鈴鹿や比良へ、泊りでは東は中央アルプス、西は大台ケ原方面へと挑戦しています。

時には、熊や鹿ではなく、魚と同じ目線で山と向き合ってみませんか? 
雪山 とある山小屋のオーナーが言っています。「雪山は神様からの贈り物」だと。

雪山は美しいのです。もちろん、無雪期に比べて難易度・危険度は格段に高まります。それでも雪山を目指すのはその美しさに惹かれてのことです。ピークから、山腹から見渡す光景、朝日や夕日を浴びて雪面が紅く染める様、風の音などなど、日常では決して味わえない感覚がそこにあります。

なお、当会では雪山シーズンの始めに机上講習と山中1泊の雪上訓練を行って登山技術の練習・確認をして、安全な登山を心がけています。
雪山バリエーション 一般道からではなく、あえて困難なルートから取り付く。

岩稜、雪壁、雪稜、アイスなど次々にでてくる課題を克服し、頂に立った時、言いようのない感動と達成感があります。 雪山バリエーションは体力、判断力、登攀力など登山の総合力を必要とします。ここ数年では八ヶ岳の岩稜ルート、後立山の雪稜、アイスクライミングなどさまざまな所まで出かけています。

さらなるステップアップを目指してバリエーションの扉を叩いてみてはいかがでしょうか?
山スキー 山スキー(ボード)とは、リフトを使わず足で標高を稼ぎ、スキー(ボード)にて滑降するものです。最近はバックカントリースキー(ボード)とも呼ばれ、今最も熱いスポーツのひとつです。

山スキーの機動力と爽快感は何者にも変えられないもので、壮大な山峰に自らのシュプールを刻み込む楽しさはゲレンデスキーでは味わえません。

山スキーに重要なのは上手に滑ることではなく転ばないこと。ボーゲンでもパラレルでも無事滑り降りればOK。私自身いまだにゲレンデ独特の規則正しく並んだコブを上手く滑れません(降りれるケド…練習シヨ)。

さあ あなたも板を担いでゲレンデの外へ私達と飛び出しませんか?スキー(アルペン・テレマーク)・ボード・ファンスキー・どんな板でもいいですよ!

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会の行事

当会の年間行事です。時期が多少前後する場合があります。ほかに例会を月2回 水曜日の夜8時〜9時半に行っています。

3月 総会 前年度の活動を振り返り、今年度の活動方針や役職を決めます。
原則全員参加です。
6月 春の清掃山行 愛知労山※が主催する清掃山行に参加します。登山を楽しみながら、ゴミ拾いをして山をきれいにします。
記録はこちらをご覧ください。
6月ころ 沢登り訓練 沢登りの本格シーズンを前に訓練を実施。歩行、ロープワークなどを机上講習(例会時に2回)と実技(1日〜2日)で学びます。
沢登りをする会員は原則全員参加です。
記録はこちらをご覧ください。
10月 秋の清掃山行 愛知労山※が主催する清掃山行に参加します。登山を楽しみながら、ゴミ拾いをして山をきれいにします。
12月 雪上訓練 冬山の本格シーズンを前に訓練を実施。歩行、ビーコン捜索、滑落停止、ロープワーク、救助法などを机上講習(例会時に2回)と実技(1泊2日)で学びます。
冬山登山をする会員は原則全員参加です。
記録はこちらをご覧ください。
忘年会 みんなで楽しく飲んで、新年を迎えましょう!

※愛知労山:当会が加入する日本勤労者山岳連盟の愛知県支部 ホームページはこちら ブログはこちら

これ以外に、愛知労山主催の登山講座があります。各種充実した内容となっていて、会員はだれでも受講できます。スキルアップにぜひ活用してください!

  • 登山学校(一般道)
  • 登山学校(クライミング)
  • 救急法講習会
  • 無雪期救助訓練
  • 気象学習会
  • 氷雪技術講習会
  • 積雪期救助訓練
  • 雪崩講習会
  • etc

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