六甲:六甲全山縦走路

日程 2010/1/23(土)
山域 六甲:六甲全山縦走路
ジャンル トレイルランニング
メンバー Ita
コース 須磨浦公園駅(6:00)〜麻耶山(11:00)〜六甲最高峰(12:45)〜宝塚駅(14:31)

記録

最近気になるもの。

「六甲全山縦走」。

いつかやろうと思っていた矢先、兵庫出張決定。 しかも金曜日!

これは、やるしかないな。

行程は・・・ 早朝に「須磨浦公園駅」を出発。「鉢伏山」から「六甲全山縦走路」に入り、「須磨アルプス」を越えて、 街に下りたりまた上ったり。六甲最高峰を通って塩尾寺から宝塚に下山。

全長55.4km。 早足(時速6km)で9時間。

早寝が必要だけど、 なんだかんだで深夜1時に三宮の健康ランドで就寝。

1月23日(土) 4:30

起床。 ねみぃ・・・。

寝ぼけながらも身支度をして駅に向かう。

不要な荷物をコインロッカーに押し込み、列車に乗り込む。

30分後。 だれもいない「須磨浦公園駅」に降り立つ。

かなり寒い。 服装は

上:長袖Tシャツのみ

下:サポートタイツ&短パン

薄着過ぎだろ・・・。

6:00

まだ暗い「須磨浦公園」をヘッデンを頼りに出発。

公園の遊歩道的な道をペースを抑えて登る。 吐く息が白い。

10分後、あっさり「須磨ロープウェイ」の山頂駅に到着。 とうぜん誰もいない。

展望台から神戸の「百万ドルの夜景」を望む。

早く朝日出てくれ。 長袖Tシャツだと寒くてかなわん。

まずは1つ目のピーク「鉢伏山」。

支尾根の山道を歩いていくと、前方にヘッデンの光。 「旗振山」山頂で日の出を待っている年配の方々。 寒くないのかな?

そのとき異質な4人組に気付く。 服装は長袖Tシャツにサポートタイツのみ。 明らかに小さいザック。 「トレイルランナー」。

この時間にココにいるということは、 全山縦走に違いない。 ということは目的地は一緒。 ついていけば市街地を迷わず抜けられる。

トレランパーティーが「鉄拐山」に向かって走り出す。 すかさず遅れないようについていく。

この人達、速いっ。

まだ暗い山道をハイペースで飛ばす。 そして公園に入り団地を駆け抜ける。

やがて「栂尾山」のふもとに到着。

ここからは名物「400段階段」。 ほとんど山頂まで階段。

上り階段まで走るトレラン4人組とはここでお別れ。

周りが少し明るくなってくる。

やっと山頂。 少し汗がでる。

細かなアップダウンを抜けると、 目の前が一気に開ける。

「須磨アルプス」

荒れた岩稜を歩く。 北風が吹きぬける。 汗で濡れたTシャツが冷やされてハンパない寒さ。

逃げるように通過。

再び街に下る。

「六甲全山縦走路→」という標識が多数。 見落とさないかぎりひとりでも迷うことはなさそうだ。

「妙法寺」の前を通り「高取山」を登る。

そしてまたまた街へ。

「鶯町」だの「雲雀丘」だのを通り「鵯越」駅手前を右折。 なぜか鳥の名前の地名が多い。

しばらく歩くと山道になる。

「菊水山」山頂からガッツリ下り。 吊り橋を渡って「鍋蓋山」へガッツリ登り返し。 山頂から山頂に吊り橋かけてくれればいいのに。

次のピークは ほぼ中間地点の「麻耶山」。

遠い・・・。

ツメが無い左足親指が痛い。 それをかばってヒザも痛い。 体調的に登りもツライ。

昨日の夜更かしが今になって効いてきた。

「麻耶山」でエスケープしようかな。

11:00

だいぶ歩いて、 やっとこさ「麻耶山」通過。

ここで下りるか続行するか。 気持ち的には7:3で続行。

まあエスケープはいつでもできるし完全NGまではいくか。

アスファルトと山道を交互に歩いてリゾート的な町並みへ。

その後はゴルフ場の中を抜けたり。 雪の山道を歩いたり。

樹氷まであったり。

ちなみに気温は1度。 この時期は防寒着必要。

前方に見覚えのある鉄塔。

12:45

「六甲最高峰」通過。 あと一息で「塩尾寺」。 ここまで休憩とってないけどまあいいか。

ここから先はコース経験有り。 記憶の糸をたどりながら下っていく。

見覚えのあるトンネルがある。 トンネルの上を越える道があるけど、 前回はトンネルの中を通ったんだっけ。

今日は上を行ってみる。

笹やぶ・・・。

何年かすれば自然に戻る。まちがいない。

あとはひたすら下りの山道。 もうすぐゴール。

今回はそこらじゅうで文明の香りがしてたから あんまり感動がない。

おっ見えた。 「塩尾寺」。

アスファルトの坂道を下る。 住宅街に入り、やがてにぎやかな通りに出る。

「武庫川」の向こうにみえるのは「宝塚」駅。

はぁ、ついたぁ。

14:31

須磨を朝6時に出発して8時間半。

「六甲全山縦走路」は案外長くて、案外つらくて、案外さむい。

正直、当分歩きたくないや。

さて銭湯入って、ご飯に行くかっ!

Writen by Ita

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